転職 & キャリアアップのための正攻法から逃げるな
以前から英語学習のモチベーションを共有している何人かの仲間の中に、働きたい会社への転職に必要となるTOEICテストでの高得点を取るために勉強していた一人のメンバーがいるのですが、その方の姿を見てあらためて思ったことを書きます。
それは、転職やキャリアアップにおいて、自分が働きたい企業や理想とするポジションにチャレンジするために、それらに求められるスキルや資格を身につけるために努力することって当たり前だし、結局それが唯一の正攻法だということ。
一方で、「たまたま知り合った人との縁で、どこかの会社に入れるかもしれない」とか「飲み会でビジネスの人脈作る」とか、そういった何か偶然の機会にキャリア形成を任せているような人がいるみたいですが、私から見て、発想が棚ぼた的というか、大した努力もせずにことを成し遂げ得られる、誰かがなんとかしてくれるといった甘えを感じてしまいます。
まあそういうのが地道にコツコツとやっていくよりも、今風のオシャレなカッコいい感じなのかもしれませんけど、大概は思ったように上手くいかないのではないでしょうか。
もちろん、そういった偶然の機会に恵まれて、理想のポジションやキャリアを獲得していった方たちもいるとは思いますが、おそらくそういった方たちの場合であっても、それまでの努力や行動が身を結んだうえでの結果だと思うのです。
キャリアを人任せ、運任せにしてしまう人は、周囲からどこか理知的な人だと思われたくて、世の中や社会の制度に対して上から目線の物言いをしてみても、現状では真正面から転職市場で勝負ができないと心のどこかではわかっているんじゃないでしょうか。(かつては私もそうでした)
自分が周りから優れた存在として認知されるようになりたいのなら、ただひたむきに、ときに孤独を感じることがあっても人知れず努力を積み重ねないといけませんよね。