【エンジニアのAIサブスク料金見直し】ChatGPT Plus & Github Copilot Pro解約


近年はエンジニアの開発業務において生成AIを使うことは当たり前になってきましたが、私自身もChatGPTの有料版であるChatGPT PlusとVSCodeエディタの拡張機能であるGithub Copilot Proを業務に使用してきました。

しかし、最近円安の影響が益々あり、フリーランスとして事業にかかる※経費を見直すためにこの2つのサービスの有料課金をしばらくやめてみることにしました。

※月額
ChatGPT Plus 22ドル(税込)
Github Copilot Pro 10ドル

どちらも開発業務を行う上で、頼りになる強力なツールですが、有料版を解約する結論に至った理由はそれぞれ以下です。

ChatGPT Plusを解約した理由:

ChatGPTへの課金を辞めた理由は無料プランでも日頃の開発業務に十分に役立つほど高性能であると感じているためです。

無料版で出来ること(2025/2/15 現在)

  • GPT-4o mini へのアクセス
  • 標準音声モード
  • GPT-4o へのアクセス制限
  • ファイルアップロード、高度なデータ分析、Web ブラウジング、画像生成へのアクセス制限
  • カスタム GPT の利用

OpenAI Pricing

また、もし、有料版のAIモデルのGPT-4o, o1, o1-miniの性能をプログラミング作業に使う必要が出てくれば、個人的にVSCodeと併用しているAIコードエディタのCursorからAPI経由で利用できるからです。
(ただしAPI利用料金は別途かかります)

Github Copilot Proを解約した理由:

2024年12月18日より無料プランである「GitHub Copilot Free」の提供が開始されたため。
GitHub Copilotに無料プランが登場、機能面での制限は少ないものの月間使用回数に制限あり – GIGAZINE

私の場合、無料版が登場する以前、そもそもProという名称になる以前からGithub Copilotを契約し利用していましたが、無料版の情報をみると、従来の有料版との大きな違いは、使用回数の制限であり、リアルタイムのコード補完は月間2000回まで、AIとのチャットは月間50回までとなっているようで、私個人の現在の業務における使用頻度からすると、こちらも十分な回数だと判断したためです。

また、ChatGPTと同様ですが、最近はプログラミングに生成AIの力を借りたい場合にGitHub CopilotよりもCursorエディタを使用する頻度が多くなっているため、以前よりGitHub Copilotの利用頻度が減っていることも理由でした。
https://www.cursor.com/ja

とくにチャット機能である、GitHub Copilot Chatに関しては最近はCursorのチャットでほぼ代替していたと思います。

生産性向上のための投資と同時に、かかる費用対効果の見直しも非常に重要なため、今後の方針としては、しばらく無料版にした状態でこれまで通りの開発業務を続けてみて、やはりどちらか、あるいは両方とも有料版の力が必要だと感じた場合には再度プランを検討してみようと思います。

Cursorエディタに関しては今のところ無料版での利用を継続予定です。

補足: 直近1ヶ月分の請求額は以下となります。(円安!!)

2025.01.25 請求
ChatGPT Plus 3,570円 / $22

2025.01.12 請求
Github Copilot Pro 1,809円 / $10

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