(Mac) ApacheでPHPを有効化する
目次
ApacheでPHPを有効化する
Mac内蔵のWebサーバー、Apache HTTP ServerでPHPを実行するための手順をメモします。
ApacheでVirtual Hostを構築する手順の基本と詳細は以前の記事にまとめていますので、
本記事と合わせてご覧ください。
環境 : Mac OS High Sierra 10.13.12、PHP 7.1.7、Apache/2.4.28
PHPのバージョン確認をする
Apache HTTP Server 同様、MacにはPHPがあらかじめインストールされています。
念のため、バージョン確認をしておきます。
ターミナルから、
php -v でOK

検証用に.phpファイルを作成する
検証用に.phpファイルを作成し、内容にphpのバージョン情報等をブラウザへ返すphpinfo関数を記述します。
index.php
<?php
phpinfo();
?>Virtual Hostのドキュメントルートにしているディレクトリへファイルを配置します。
/Users/(ユーザ名)/Sites/apache-test/index.php
apacheの設定ファイルでPHPの実行を許可
httpd.confを編集する
viを使用して管理者権限でファイルを編集する。
$ sudo vi /etc/apache2/httpd.conf
以下の行を検索して先頭の#を外して有効化する。
(/phpで検索可)
LoadModule php7_module libexec/apache2/libphp7.so
apacheを再起動して設定を反映させる。
$ sudo apachectl restart
ブラウザから検証ファイルへアクセス。
以下の内容が表示されればPHPの有効化OK!

htmlファイルに埋め込んだPHPを実行する設定
index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Apache Test</title>
</head>
<body>
<h1 style="text-align: center">PHP in HTMLのテスト!</h1>
<?php
phpinfo();
?>
</body>
</html>htmlファイルに直接PHPの記述を埋め込んだ場合、
先述の設定だけではプログラムを実行出来ません。
/etc/apache2/httpd.conf へもう一つ設定を加えます。
$ sudo vi /etc/apache2/httpd.conf
Vi INSERTモードに切り替え、ファイルの最終行へ以下の記述を追加します。
AddType application/x-httpd-php .html

先述と同様apacheを再起動して設定を反映させ、
ブラウザから検証用ドキュメントルートに配置した.htmlファイルへアクセスして表示を確認します。
(htmlからPHPが実行出来ている)



