Data URIスキームとは
Data URIスキームとは
HTMLやCSSにデータをリンクではなく直接埋め込むための方法である。
Data URIスキームはデータをBase64でエンコードする。
画像ファイルを例にする
- 画像リンクを指定する場合
- webサーバへのHTTPリクエストをリンク指定した画像ファイルの数だけ行う。
- Data URIスキームを使って画像をファイルへ埋め込んだ場合
- リクエストの回数を減らすことができリンク指定よりも
ページ表示の高速化を期待することが出来る。
ただし、
リクエストの回数を減らすことが出来ても、データを埋め込んだ分だけファイルの容量が増えるので
必ずしも表示速度を上げられるとは限らない。
最適化出来るかはその時のページの作りや状況によって異なる。
Data URIスキームの具体的な記述方法
Data URIスキームの書式
data:を接頭辞にする。
data:[メディアタイプ];base64,データ
CSSの擬似要素内で使用する例
– HTML –
<div> <ul> <li class="pointOne">左のアイコン画像はリンク</li> <li class="pointTwo">左のアイコン画像はdata URIスキームで埋め込み</li> </ul> </div>
– CSS –
/*リンクを指定*/ .pointOne::before{ content: url(image/icon.png); padding-right: 10px; } /*data URI スキームで埋め込み*/ .pointTwo::before{ padding-right: 10px; content:url(data:image/png;base64,iVBORw0KGgo(※長いので略)=); }
HTML内、imgタグで使用する場合
– HTML –
<div> <img src="data:image/png;base64,iVBORw0KGgo(略)="> </div>
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