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LAMP環境構築マニュアル ① 概要編

LAMP環境のサーバーを構築する

LAMP環境のサーバーを構築するための基本的な手順を全5回の記事に分けてまとめていきます。
Linuxのサーバーへ必要なミドルウェアのインストールや設定を手動で行い、
最後の章は構築したサーバー上で、データベースと連携した簡単なアプリケーションの動作確認を行う方法まで解説します。

LAMPとは…


LAMPとは

の頭文字を取っており、

Linux OSのサーバ上に
WebサーバーのApache HTTP Server、データベースのMySQL、開発言語のPHPを
インストールし、Webサイト・アプリを動かすシステム構成の事です。

サーバーを準備する

オススメはVPS

初めてサーバー構築を行う方はVPS(Virtual Private Server)の契約をオススメします。

VPSとは物理的な共用サーバー上で各契約者ごとに仮想的な専用サーバーの機能が提供されているサービスです。

「普通のレンタルサーバーと何が違う?」

仕様があらかじめ決められているレンタルサーバー(共用サーバ)と違い、
専用サーバーのように好きなOSやソフトウェア、プログラミング言語等をインストールして独自に環境構築することができてかつ利用料金も比較的低価格のものがあるのが特徴です。

本記事の内容はConoHa VPSというサービスの「メモリ 512MB/CPU 1Core」プランを契約して実施しましたが
AWS EC2などのクラウドサーバや、Virtual Boxなどを使用してローカル開発環境に起ち上げたLinuxマシンでも基本的に同じ手順が再現出来ると思います。

ディストリビューションはCentOS 7


今回はLinuxのディストリビューション(OSの種類)としてCentOS7を使用して解説していますので、サーバを用意する際に選択してください。
(他のディストリビューションだと実行するコマンド等が解説と異なる場合があります)

環境: CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)

サーバ環境の準備が出来たら起動させて、手元のPCからリモートで接続出来るようにしておきます。

サーバの操作はMacであればターミナル等、SSHクライアントを使って行なっていきます。

サーバーへ接続するアカウントは操作の範囲が限定されている一般ユーザーを作成して行うことを推奨します。

【Linux】rootでのログイン禁止と一般ユーザ作成の手順


次回の記事からサーバ構築手順を順番に解説していきます。

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